7~9月期の新宿の朝日カルチャーセンターでの「女性のためのエッセイ講座」第Ⅰ期の最後の授業を終えました。
「自分を発見する文章講座」ですからね、発見していただけたかなあ、と思いますが、最後の日、写真OKの受講者と共に、記念写真を撮りました。
ワンクール6回の講座ですが、ほとんどの方が、お休みなしで受講されたのが感激でした。
私は、先生は不慣れなので、試行錯誤でしたが、すごく一生懸命やりました、です。
でも、きっと、たどたどしいかんじだったろうなあ、と思いつつ・・・。
ですから、最後の講座の日の、みなさんの晴れやかな表情に、ほっとしました。
どちらかというと、内気な方、人が苦手、という方が多かったですものね。
基本的には、5枚以内のみなさんから提出された「忘れ得ぬあの日」をテーマにしたエッセイ作品を
講評する、つまりは、書いていただいた作品をテキストにして、みんなで講座を進めました。
最後の日の、みなさんの感想では、「文章表現というものは、いかにその人となりが率直に現れるのか」ということへの驚きでした。文体、リズム、息遣い・・・、言葉の感覚、作る世界、全部、違う、それが楽しかったですね。
それと、今回の講座で、思い切って自分のこだわっていたあの日のことを書いたら、なんと、なんと人と話せるようになり、書くことの効用を実感したと言う方、自分のこだわりが晴れて、自己肯定感を持てた気がする、と言う方がおられましたね。すごいことでしたね。人に、読んでもらうということも大きかったですね。
それが、きっと、書かずにいられない理由ですね。
私は、物を書くことが仕事となってしまっているけれど、10代の少女時代から、書くことが自分の表現ツールで、書くことでしか、自分の考えを見つけられない、伝えられない、というタイプでしたから、同じようなタイプの方々と今回の講座で、出会っているなあ、という思いがしました。
書くことの原点を見つめ直した思いです。
次回の講座は、3か月後、来年の1月からまた、開きます。
体験を重ねることで、だんだんと講師の技量があがっていくようになるといいなと思っています。
定員は、たしか20名までかと思いましたが、ぜひ、ご参加ください。
コメントをお書きください
犬町 (木曜日, 25 9月 2014 16:08)
久しぶりに久田様のホームページを拝見しましたら、素晴らしいことになっているのでびっくり!
このダイアリーのページが独立しているのも、これから楽しみです。
「文は人なり」ですね。
私が好きな作家さんは、久田様のようにどこか突き抜けた雰囲気があって、それがそのまま文章に出ているような気がします。
これから今日のようなどんよりしたお天気の日には、このホームページを見て、自分を元気づけることができそうです。 犬町
久田 恵 (金曜日, 26 9月 2014 14:55)
犬町さま
前のHPは、実は作ってくれた方と連絡不能になりましてね。そのうちに、更新の仕方が分からなくなり、長いこと放置してましたの。
そうしたら、知人から、私がウツになっちゃったのかなあ、とずっと心配しているのという心優しいメールが届きましてね、それで、では、今度は自力で自由に更新したりできるHPを作りましょうゾ、と頑張ったわけです。
今はね、とても簡単にできるようになりましたの。
時々、覗いてくださいませ。
HPを探し当てていただき、再会できてよかったです。
ありがとうございます!