「原っぱ」プロジェクト着々・・・。

「原っぱ」の野外劇場の舞台は、クローバーです。

しろつめぐさ。私は北海道育ちですから、千歳空港に降り立つと、すぐに風の中のクロバーの香に気がつきます。

子どもの頃、転げまわっていた原っぱのクローバーの花の香が忘れられないのです。

人生の最後を暮らすことになりそうなこの那須の小さな原っぱをクローバーで敷き詰めたいなあ、と思ったのは、そういうわけがあったのです。

みんなで撒いた種は、雨が降る度に、芽がでて、双葉が出て、3枚の小さな可愛い葉が出て、ぐんぐん増えて、「わあ、サラダに入れて食べたい」なんて誰かが言うようにすくすくと育っていってます。

 

コロナ禍のさ中、原っぱでは、ガクさんが建ててくれるガーデンハウスのミニミニギャラリーの屋根飾りのペンキ塗りをしましたよ。

お隣の畑を耕して野菜を育てている、立石さんが、「好き勝手農園」というのを始めたのですが、私たちの「原っぱ」プロジェクトとコラボすることになり、この日はそのガイダンスもしました。

ゆいま~るの住人たちが、たくさんやってきました。

 

写真を見ると、みんななんて若々しいんでしょう!

60代、70代、80代・・・、みんな、那須に移住してきたシルバーたちです。

 

この「原っぱ」プロジェクトでは、代表者は置きません。

意味なし、意義なし、目標なし、です。

みんなのあそび場表現の場所として開放されています。

いろんな人がいろんな花を植えたり、ブルーベリーの菜園を作ったり、ギャラリーやパペットハウス、ウッドデッキも作ります。

トーテンポールも建てるよ! という人もいます。

もちろん、人形劇もやります。パペレッタ・カンパニー那須が立ち上がりました。練習も始まりました!

ガーデンハウスを建ててくれるガクちゃんは、ログハウスを作るプロですが、私たちのために荷車に載せたちいさな人形劇舞台も作ってくれるって・・・! 

 

野外コンサートもやりたいなあ、フアッションショーも、フリーマーケットもね、バーベキューパーティもねえ、と思っています。

私は、この原っぱで、十年前にやっていた「アリスのお茶会」も必ず再開します。その時は、ぜひ、ぜひ、那須までおいでくださいませ。

その頃にはきっと、「あのコロナの時はたいへんだったねえ」と懐かしく話せる日が来ているといいな、と思います。

 

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コメント: 12
  • #1

    對馬博子 (木曜日, 11 6月 2020 16:42)

    ご無沙汰しています。2014年4月のアリスのお茶会で、ジャックラッセルテリアのパペットを持参し、ちょこっと腹話術を披露しました。その後人形劇も何度か観に行きましたよ。皆さんに刺激されて、私もランドセルのように背負って移動できるひとり人形劇舞台を作りました。現在は小金井市の特養ホームでボランティアコーディネーターとして勤務しています。63歳で長男家族と同居し、孫の子育ても手伝っています。まだまだ24時間を自分のためにだけ使うことは難しいですが、久田さんの生きかたに憧れながら、自分にふさわしい残りの人生を謳歌したいと思っています。那須でのお茶会、またはイベントがありましたら、ぜひ参加したいと思います!久しぶりにお会いできる日を楽しみにしています!

  • #2

    さちこ (金曜日, 12 6月 2020 12:13)

    楽しそうですね--
    関東は梅雨入りし 蒸し暑いです。那須は涼しいのかしら?
    暑い夏 涼しいところに行けること 久田さんのパペレッタを見に行くことを夢見ています。
    我が家のブルーベリーは3年目にして ついに実がなりました。7月に ヨーグルトにいれて食べるのも夢見ています。

  • #3

    きようこ (金曜日, 12 6月 2020 15:49)

    アリスのお茶会に何度か参加させていただきました。コメントされた博子さんのパペットもお茶会で拝見した記憶があります。
    「ダイアリー」も産経新聞の「ゆうゆうLife」もいつも読ませていただいております。久田恵さんの行動力や生き方に、自分もパワーをいただいております。作家然として偉ぶることが無い人柄にも惹きつけられるところです。
    是非アリスのお茶会、開催してくださいね。介護も昨年終わり、自分の為に時間を使えるようになったので。楽しみにしております。

  • #4

    久田恵 (金曜日, 12 6月 2020 16:50)

    對馬さん
    きょうこさん
    お久しぶりです。那須でのアリスのお茶会で再会できたら、素敵ですね。
    七十代、八十代、のプロジェクトですからねえ。前代未聞かもしれません。
    みんな基礎疾患あり、なのですが、「原っぱ」はコロナ無縁の場所ですし、家族とも離れて自由!なもので、少年のように,少女のように、好き勝手ですのよ。運転やめなさい、という人も居ませんし…、うふふ・・・、です(笑)

  • #5

    佐藤由美子 (土曜日, 13 6月 2020 11:36)

    2月にゆいまーる那須にお邪魔しました佐藤です。その節は有難うございました。
    やっと、久田様に繋がれるところにたどり着くことが出来ました。
    東京に戻りコロナのおかげで自宅に篭り鬱々と日々過ごしていましたら、原っぱプロジェクトの
    ことを知り、久田様のチャレンジ精神に感動し元気が出ました。
    一緒に参加出来ないことに歯がゆく悔しいです。
    原っぱプロジェクトが順調に進みますように陰ながら応援しています。
    ダイアリー、楽しみにしています。頑張ってください。

  • #6

    久田恵 (土曜日, 13 6月 2020 15:22)

    佐藤様
    そうでしたね。
    もう遊びに来れますね。18日、ゲストルームも解禁かな?
    「原っぱ」プロジェクト、なかなか楽しいですよ~。

  • #7

    のりこ (土曜日, 20 6月 2020 10:50)

    こんにちは。
    3、4年前、東京での最後のお茶会に参加希望して「定員になりましたー」と言われた者です。
    久田さんの生き方に憧れ、地元名古屋のゆいま〜るの見学にも行きました。
    今度のお茶会にはぜひ参加したいです!

  • #8

    さちこ (土曜日, 20 6月 2020 20:13)

    ブルーベリー ついに実がなったんですね! やっぱり地植えは良いですね、那須の土があっているんですね。
    我が家は引っ越す予定があるので 鉢植えです。それでも実がなり 毎朝 成長をチェックして 7月には収穫ができるのが 楽しみです。
    これからも ガーデニングの報告 楽しみにしています。

  • #9

    久田恵 (日曜日, 21 6月 2020 07:37)

    のりこさま
    おお、4年前が東京での最後のお茶会だったんですねえ。
    来年には、この原っぱお茶会ができたら、いいけですね。
    お目にかかるのを楽しみにしています。

    さちこさま
    そうなんです!  小さな苗木だというのに、実がなったんです!
    奇跡だ、なんて言われています。
    那須の土は酸性だそうで、ブルーベリーとは相性が良いそうですが、
    なにか、頑張っておやりなさい! と言われている気がします。
    他にもね、いろんな人が花の苗を植えているので、なんの花が咲くのか、楽しみです。
    咲いた花たちを、植え替えたりして、だんだんイングリッシュガーデンふうにしていくと、
    「原っぱ」のガーデぃなーたちが言っています。私は、クローバーの舞台担当なんです。
    花が咲いたら、ご紹介しますね。
    今は、お隣の畑の野菜たちの小さな花がとてもかわいいです。
    畑って、こんなにきれいなのだと、知りました。


  • #10

    久田恵 (日曜日, 21 6月 2020 07:48)

    きょうこさま
    お返事が抜けちゃいました!

    アリスのお茶会を再開したら、またいろんな方と再会する機会ができるんですね。
    不思議な不思議なアリスのお茶会。
    知らない人同士でおしゃべりが盛り上がりましたよね。
    パペレッタ・カンパニーも、あのお茶会から生まれたのを思い出します。
    介護で大変な時のほっとするささやかな時間でしたよね。
    今思えば、つらいこともたくさんあったけれど、自分の人生を耕した一時期でもあったように思います。
    あの時期がなければ、私も那須に来て、新しい人生のステージを生きようなんて選択はなかったかな、と思います。

  • #11

    きょうこ (月曜日, 22 6月 2020 08:20)

    介護で、行き詰まり苦しい気持ちを持ち続けていた時、久田恵さんの本やエッセイに出会い、もうすがるような思いで読んでいましたし
    意を決してアリスのお茶会に参加させて頂き、そこで知り合った方に精神的に支えて貰い、そのような会を開いてくれた恵さんに感謝しております。
    高齢者になった自分に、「歳を重ねてますます、しっかり生きなければならない!」と書かれていた先生の言葉も腑に落ちる所です。
    お身体に気をつけて。また是非お会いしたいです。

  • #12

    さちこ (日曜日, 28 6月 2020 15:23)

    産経新聞 久田さんが 楽しんでいる様子 楽しく 嬉しく 読みました。
    実は去年 私も雑草の草むしりに疲れはて 似たようなものを購入しました。便利な世の中ですよね。
    今年は 時間があるので 草むしりも草と競争するかのように しておりまして その機械の出番はないようです。