原っぱにハーデンハウスが・・・

コロナウィルス、長い梅雨、猛暑、台風・・・、と続く間に、那須は、ただでさえ短い夏をすっ飛ばして、秋になってしまいました。その間、私はどうしていたかと言うと、晴れていれば原っぱで草刈り、ぐんぐん伸びる雑草と闘っていました。

でも、夢に見ていたクローバーの原っぱづくりは惨敗、来年の春に再度、一からやり直すことに。

やれやれ、と思っていたある朝、原っぱにいったら、注文していたけれど、なかなかできなかったガーデンハウス、ついに着工。

二週間でここまでできました!

 

これは、私が運営する「ミニミニ原っぱギャラリー」です。

屋根のだんだら縞のかざりは、トールペイント仲間で、何度も重ね塗りして、着工をいまかいまかと、思いながらあらかじめ用意していたものです。

ガーデンハウスが、突然出現したもので、「なんかができてるう!! 可愛い」と、お散歩にいったゆいま~るの住人たちがびっくりしていました。手前の腰壁は、ちょっとした人形劇のケコミになります。今月中には完成することでしょう。

みんな、なんにも変わらない原っぱ、久田さんが草刈りばかりしている原っぱ、と思っていたら、なんかやるんだ!! ということになったようです。

でも、「原っぱ」プロジェクトは、少しづつ進行していたのです。このギャラリーの手前にはウッドデッキを作り、お茶を飲んだり、ワインを飲んだり・・・。

この小さなギャラリーが出来上がったら、夏の間の週末だけですが、いろんなテーマでアート作品を展示したいと思います。

そう、私は、なんとギャラリーの女主人となるのです。

お客さんがいなくても大丈夫。夏は涼しいこの小屋で、私はせっせと仕事の原稿を書いて過ごしますから。

 

ひまわりのさいていた「原っぱ」は、今は黄花コスモスやススキの銀色の穂が美しい、すっかリ秋の風情です。

この「原っぱ」には、もう一つガーデンハウスを作ります。それが、小さな「パペットハウス」。長いこと一緒に人形劇をやってきたのに、勝手に先に逝ってしまった美術家の、太田拓美の劇人形や陶人形など、私の手元に残されている作品を展示します。

彼の作品のファンの方もたくさんいますから、その方は那須に来れば彼の作品に会えますよ。

今は、コロナ禍のさ中なのでそれが収束したら、あの「アリスのお茶会」も、この原っぱで再開しようと思います。

高原の「原っぱ」ですから、ここでキャンプもできるようにしたいな、と。

むろん、野外人形劇場も作ります。

ゆいま~るでは、人形劇チームも結成され、仕込みや練習を始めています。私も密かに舞台を作ったり、ミニ人形劇のプランを妄想しています。

60代から80代、世間のしがらみからも家族のしがらみからもフリーになっちゃった黄金の世代で、自分たちの表現を楽しく追及して行く場に「原っぱ」をゆっくり、のんびり、育てていこうかな、と思っています。

目標を達成したいという思いは、もうありませんで、そのプロセスを楽しみつつ、と思っています。

 

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コメント: 2
  • #1

    さちこ (金曜日, 11 9月 2020 21:04)

    クローバーは残念でした。我が家のブルーベリーも梅雨の長雨の間に気づかぬうちに尾長鳥に食べられてしまいました。やけに低空飛行で飛んでいるな~とは思っていたのですが。また 来年 策を練って チャレンジです。
    でも 秋の原っぱも黄花コスモスがすてきですね。ガーデンハウスも可愛い!! いろんな計画があるのですね。また そのプロセスを報告してくださいね。楽しみにしています。

  • #2

    久田恵 (月曜日, 14 9月 2020 18:01)

    さちこさま
    尾長鳥にブルーベリーを食べられちゃったのですね。
    美味しいですものね。
    私はこの夏は、毎朝、自分の庭にあるブルーベリーの実を10個づつ食べていました。
    鳥さんにも残しておきましたが、なぜか、この夏は鳥の姿はありませんでした。
    原っぱのブルーベリーも、無事実をつけて、楽しみました。
    那須は土地が酸性なので、育ちやすく、いろんなところでブルーベリーを育てています。